製法について

柄デザインの製法としては手染め(本染め)とデジタルプリント(顔料)両方が可能です。どちらもメリットとデメリットがございますので、お任せ頂ければ当社で適切な方を選択して提案させて頂きますが、お客様ご自身で選択することも可能です。その場合は下記の特徴を理解した上で適切な方をご選択下さい。



特徴一覧裏面色数価格納期無地白抜き
手染めあり4色程度標準標準
プリントなしフルカラー割安短納期X

▼ 製法について詳しくは下記項目をご参照ください。

手染めについて
手染め
自社工房の職人による昔ながらの伝統技法を用いた手引染め(本染め)です。白抜きなどの比較的シンプルなデザインに向いています。
手染めの長所
表と同様に裏面まで染め上げますので、表裏違和感のない仕上がりになります。
シンプルなデザインでも味わいのある色合いや高級感が出せます。
無地や抜きなどのベタの面積の大きい場合に向いています。

手染めの短所
制作可能なデザインが限られます(色は4色程度まで)
型制作が必要になるので価格がプリントに比べると若干割高になり、納期もかかります。
野外等での使用ではやや色褪せが起こることがあります。
デジタルプリントについて
デジタルプリント
捺染顔料によるデジタルプリントです。デザインの制限がなくフルカラーでの制作が可能で、持ち込んだデータそのままに印刷しますので、元データをほぼ100%再現することができます。比較的短納期で低価格での制作が可能です。裏面の印刷はありませんので表のデザインが若干透ける程度になります。
デジタルプリントの長所
制限のないフルカラーのデザインで制作が可能
元データを細部まで正確に再現可能
短納期・低価格

デジタルプリントの短所
裏面がないので白抜きのデザインにはあまり向いていません。(制作は可能)
単色の無地には対応していません。
耐候性は高いですが顔料なので擦れには弱いです。